ブランド名「TRIWA」は“Transforming the Industry of Watches”（時計業界に革新を起こす）の頭文字を取ったもの。

北欧の時計業界の堅苦しい古い体質に違和感を感じたスウェーデンの4人の若者が、「高感度なセレクトショップに特化した、ファッションに近くて、もっとクリエイティブで自由なウォッチブランドが市場から求めれているのではないだろうか」という思いから、2007年に誕生しました。

創設者4人のうちの2人はスウェーデンの貴族出身であるWachmeister家の双子の兄弟DidrikとHarald。“T”の文字を王冠に見立てた気高きロゴマークはこうした背景を持っています。新しい発想と感覚で開発された彼らのコレクションは、古い北欧ウォッチ業界の体質に風穴を開け、本国スウェーデンはもちろん、ロンドン、パリ、NYなど好感度セレクトショップで独自のブランド訴求手法が瞬く間に注目され、今ではスウェーデン王室のマデレーン王女など世界中のセレブリティーにも多く愛用されています。

卓越したデザイン性は言うまでもありませんが、プロダクトとしてTRIWAの大きな特徴は2つ。ひとつは、ケース素材のアセテート。天然素材を一度イタリアの工場で1枚のプレートにし、それをアジアの工場でひとつひとつ手作業で加工しています。

もうひとつは、ストラップ素材のオーガニックレザー。世界に5つあるといわれるルイ・ヴィトンの指定タンナーのひとつである1873年から続くTARNSJO社というスウェーデンのタンナーを使用し、科学的な有害物質を出さないオーガニックな革染めの加工をしています。

セレブリティーのみならず、デザイナーやフォトグラファー、アーティストなど世界中のクリエイティブから支持を受けているのは偶然ではありません。